

●診療科目
いぬ、ねこ、うさぎ
●診療受付時間
平日・日・祝 午前/9:00〜12:00
午後/15:00〜18:00
●休診日 毎週火曜日
※ 診療時間の急な変更がある場合があります。ご来院の際にはアリス動物病院ホームページのカレンダーを必ずご覧ください。











トリミングルーム
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【予防シーズンが始まりました】
1、マダニの予防
暖かくなって、冬の間、落ち葉の下などで越冬していたマダニ類は笹の葉や低い灌木に移動してそこを通る人や動物たちを待ち構えています。お散歩の途中ワンちゃんたちは茂みに頭を突っ込むのが大好きです。潜んでいた体長1~2㎜くらいのマダニはすぐに犬の頭部に飛びつき、頭や耳、まぶた、頬などに食いつき血を吸い倍以上に大きくなります。野良猫や外に出すことのある猫も同様です。
マダニは血を吸って満腹になると動物から離れ地面に落ちて脱皮することを繰り返し、最後に吸血し終わると地面に落ち数百個の卵を産みます。卵からは幼ダニが孵化して、また吸血の一生が始まります。
マダニに吸血されることによって動物や人が病気を起こすことがあります。マダニは先ほどお話したように色々な動物を吸血しますが、この時に動物の血液に感染している病原体を他の動物に移すことがあるのです。代表的な病気に犬のバベシア病があります。犬の赤血球に寄生しているバベシア原虫がマダニによって移され、貧血や黄疸が起こります。そのほかにライム病(細菌)、エールリヒア症(リケッチャ)、重症熱性血小板減少症候群(SFTSウイルス)などがあります。近年、西日本を中心にマダニに吸血された人が重症熱性血小板減少症候群(SFTS)を発症した報告がなされており、このウイルスに感染した猫に噛まれて発症した報告も出てきています。最近では関東地方にまで報告が広がっています。関東以北では人や動物の発症はまだ報告されていませんが、このウイルスはすでに東北地方や北海道でもマダニから確認されています。
対策法としてはマダニのいそうな場所には動物を近づけないこと、マダニを殺す薬剤の入った飲み薬や塗布薬を投与する方法があります。また、人が登山や山菜採りに行って靴や衣類につけて家に侵入してくることもあります。十分な注意と対策を始めましょう。
2、狂犬病予防接種が始まりました。
4月1日から狂犬病予防注射が始まりました。現在、わが国で狂犬病の発生は報告されていません。これは犬の飼い主のみなさんが狂犬病のワクチンを長い間継続して接種している効果です。
狂犬病のウイルスは全ての動物に感染します。もちろんヒトにも感染します。日本における狂犬病の発生はヒトでは1956年、動物では1957年の猫での発生が最後です。その後外国帰りの旅行者が感染していた事例がありました。
狂犬病ウイルスは感染した動物の唾液に含まれていて、この動物に咬まれるとウイルスが傷口から体内に侵入して感染し、脳を侵します。犬が発病すると神経症状を示し、極度に興奮して攻撃的な行動をとります。また、麻痺が拡がって飲食ができなくなり衰弱して死亡します。
狂犬病予防接種は全ての犬の飼い主に課せられた国の義務です。これからも日本が狂犬病の清浄国であり続けられるように狂犬病ワクチンを必ず接種するようにお願いします。
【ペットのストレスと誤食事故の予防】
東北地方も7月末に梅雨明けし、夏真っ盛りとなりました。
夏休み真最中、お祭りやお盆などで人が集まる機会が増えます。来客や騒がしさ、子供達の容赦のないかまい方、近所での花火の音など、ペットがストレスを感じやすい時期です。人にもストレス性の胃炎があるように動物にもあるようです。例えば、食欲や元気が無くなる、吐く、下痢をする、中には吐物や便に血液が混じる場合もあります。
また、猫は見慣れない人がいるとトイレにゆったり入れずに、排尿や排便を我慢してしまうことがあります。そのため膀胱炎や便秘を引き起こし、何回もトイレに入ったり、トイレの時間が長くなったり、尿の切れが悪くなることがあります。
このような症状に気がついたら、様子を見ていないでお早めに動物病院を受診してください。
さらに、この時期には誤食の機会が増えます。普段は気をつけていても、人が増えることで注意が行き届かなくなりがちです。特に、玩具、ビニール類、マスク、靴下、焼き鳥の竹櫛、果物の種、チョコレート、ブドウ、ネギ類などを誤食した際には、直ちに受診してください。
気温や湿度の管理、水分補給に十分気をつけて、楽しい夏をお過ごしください。
【犬、猫の誤食・誤飲事故の予防】
今までに多くの犬や猫が誤食・誤飲で来院しています。そのうちの3割近くが時間外の来院です。誤食・誤飲はいつ起こるかわかりません。
散歩時
歩道に死んでいたネズミの死骸、お祭り後の広場で落ちていた焼き鳥のついた竹串、何かが入っていた小さなビニール袋、石ころ、砂浜に捨てられた焼肉の汁がついた砂、タバコの吸い殻、ドッグランでのボール遊びのボールなど。
家の床
落ちていた靴下、消しゴム、電子タバコ、糸、チューリップの葉、首輪の鈴、猫じゃらしのネズミや鳥の羽、バトミントンの羽(シャトル)、購入した衣類のタグを止めるプラスチックのホルダー、散歩時に履かせるゴム製の犬の靴、ペットシーツ、タオルケット30cm角、椅子の足の裏に貼っている滑り止め、ぬいぐるみの耳や腕、青梅、家族の内服薬など
食卓テーブル
ニラと豚肉の炒めもの、玉ねぎのかき揚げ、餃子、チョコレートやチョコレート菓子、レーズン入りのチーズケーキ、レーズン入りのシリアル、レーズンパン、木綿針、マダニ・蚊など忌避用の首輪、ボールペン、化粧用パフ、カットしたゆでトウモロコシ、焼き鳥のついた串
ソファーの上
フード付き服のフードの紐(40cm)、靴下など 家のゴミ箱 マスク、その他あらゆるゴミ お母さんのバッグの中 チョコレートを袋ごと、キットカットを袋ごと、飴がそれぞれ1個入った袋を十数個、ティッシュ
台所のシンク
各種ゴミ、食器洗いスポンジ、ゴミ袋など
その他
小さい子供が持っていた串付き団子を犬が飛びかかって串ごと食べた。 おじいちゃんが焼き鳥を犬に見せびらかしたら飛びかかって串ごとくわえ食べた。 剪定をした生垣の枝葉を食べた。 柔軟剤の入った袋をかじって漏れ出た柔軟剤が足についた猫が足を舐めた。
対処法:地面に口をつけられないように散歩時にはリードは短く持つ。小さい時から散歩の練習が必要です。床に落ちたものはすぐに拾う。寝る前、外出前にも確認。おもちゃは人が見ている時だけ与える。食卓上に食べ物が置いてある時は1秒とも目を離さない。ゴミ箱は蓋つきで倒れても開かないものにするか屋外に置く。お母さんのバッグは確実に蓋を閉めて、高いところにかける。台所のシンクはいつも綺麗にしてくわえられるものは置かない。美味しいものを見せびらかさない。触ってチャラチャラ音がするものは猫が大好きです。遊んでいるうちに袋が破けて中身が出ます。中身は舐めませんが手足に付着すると舐めます。犬が口に異物をいれた時、取り出そうとすると取られまいと食べてしまいます。そんな時はすぐにおやつを床に置いて見てください。おやつを食べたくて加えたものを口から出す場合があります。
放って置くと中毒になったり異物が腸に詰まったりしますので早急に動物病院を受診してください。


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